イギリスのミッドセンチュリーを代表するブランド、G-PLAN(ジープラン)社による、Roger Bennett(ロジャー・ベネット)デザイン、Form FIVE(フォーム・ファイブ)シリーズ ベースユニット (8796)です。
1967年に発表されたRoger BennettデザインのForm FIVE。直線を基調としたシンプルなデザインで、かっこよく洗練された佇まいが魅力です。取っ手が無い、よりシンプルなデザインと、堅牢な正方形の真鍮製ハンドルがアクセントの取っ手付きデザインの2パターンが存在します。※取手無し仕様のキャビネット引扉は閉めている時、2枚の扉が段差なしでフラットな面になる特殊なレール構造が採用されています。日本国内での流通は極少数なので、めぐり逢うことが大変困難な希少なお品です。
ジープラン G-PLAN (商品一覧)
1898年創業の英国ハイ・ウィカムという町の「Ebenezer Gomme(エベネゼル・グーム)」社により 1952年に打ち出された家具ブランドです。1950年代の北欧家具ブームをイギリスで最初に取り込み1960年台にはロンドンの都市生活者の象徴と言われるほどの人気を集めました。「G」とはグーム社の頭文字、「PLAN」とはプランニング=「ライフスタイルを計画する」という商品コンセプトは単品はもちろんのこと、少しずつ買い揃えることによりトータルにモダンな部屋づくりが楽しめるという、当時としては画期的な発想でした。1987年には会社が売却され、紆余曲折を経てイングランド西部にある「G Plan Upholstery」がソファ類を、スコットランドにある「G Plan Cabinets」がキャビネットの製造を続けています。
ロジャー・ベネット Roger Bennett (商品一覧)
主にミッドセンチュリー期のG-PLANで活躍したデザイナー。イブ・コフォード・ラーセンやビクター・ブラムウェル・ウィルキンスらと共にG-PLANを支え、いくつかの家具シリーズを手がけた。ヒットシリーズである、Quadrille(クヮドリール)シリーズは現在でも高い人気を得ている。シンプルな北欧スタイルの流れを組みつつ、直線的でエレガントなラインのデザインがベネットデザインの特徴。
チーク(本チーク) teak (商品一覧)
タイ北部からミャンマー産のチーク材は厳しい環境の中、ゆっくりと油分を蓄えながら育ち、鉄の防腐食作用、耐水、防腐、防虫作用が強く、収縮率が少なく木肌も詰まって美しい為、ブラジリアンローズ、ホンジュラスマホガニーと並ぶ世界三大銘木のひとつとして珍重されてきました。この地域のチーク材は「巻き枯らし」と呼ばれる3~5年をかけて立木のまま水抜きをする特殊な伐採手順を踏んでおり非常に素直な加工に適した木質となっています。また、この手順から(ドライチーク)とも呼ばれています。北欧家具や高級家具の素材として使われてきたチーク材ですが、現在は個体数が激減し極めて稀少価値の高い存在となっております。現在流通するチーク材は人工栽培されたインドネシア、ジャワ産の「インドネシアチーク」が主流になっていますが、成長がはやく若木のうちに伐採されるため、木目の美しさや耐久性に劣ります。
サイズ( mm )
主な素材
特記事項
Brand | ジープラン G-PLAN(商品一覧) |
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Designer | ロジャー・ベネット Roger Bennett(商品一覧) |
Age | 1967 |
ID | 56122 |
Stock in | 見学不可 |
Sold Out
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