Self Maintenanceご家庭でのメンテナンスのご案内

これからヴィンテージ家具を長く大切に使っていただくための、ご家庭でできるメンテナンス方法のご紹介です。

ガタツキ解消

  • 難易度
  • ★☆☆☆☆

木を使った年代物家具では避けられない木の収縮によるガタツキ。気温湿度などの室内環境によっても収縮がおきるので、微小なガタツキが気になる場合は適宜調整をしてあげる必要があります。ホームセンターで売っている家具脚用のクッション性があるフェルトシールを貼るのが一番簡単です。床を滑るもの、滑らないものがあるので用途に合わせて選んでください。フェルトのクッション性で吸収しきれないほど脚の不均衡が生じている場合はヤスリなどで少し削る必要があります。

塗装剥がれ簡易タッチアップ補修

  • 難易度
  • ★☆☆☆☆

スレ傷や引っかき傷などの色のはげた部分の簡易タッチアップ。簡易タッチアップにはアルコールマーカーがおすすめです。今回はコピック(E37)を使用。ペンで色を塗り、乾く前に指や布で拭き取り馴染ませます。同じ色味がない場合は少し濃い目に仕上げるのが傷を目立たなくするポイントです。

引き出しが硬い

  • 難易度
  • ★☆☆☆☆

木を使った年代物家具では避けられない木の収縮による、引き出しが硬いなどの不具合。気温湿度などの室内環境によっても収縮がおきるので、引き出しが固くなったり、スムーズに引き出せなくなる場合があります。その場合はイボタ蝋を使用します。イボタ蝋は艶出しや潤滑剤としても使われる動物性の蝋です。シリコーンスプレーなどでも代用出来ますが、イボタ蝋の方が効果が長持ちします。使い方としては引き出しの出し入れの際に接している部分、主に側面と、引き出しの上、下部分にも塗ります。イボタ蝋を使っても解消しきれないほどの木の歪みがある場合はカンナで削る必要があります。

色あせ補修

  • 難易度
  • ★★☆☆☆

ラッカー仕上げやニス仕上げの家具が経年使用によって色があせてしまった部分の補修。経年の使用によって色があせた部分に、レストアフィニッシュを塗って補修します。レストアフィニッシュはラッカーやニスの塗膜に浸透し、元の色と艶に戻します。今回はニュートラルを使用。オイルをウエスに取り、木目にそって塗布し、余分なオイルを拭き取ります。より効果を長持ちさせるために、仕上げにフィーデンワックスを使用します。フィーデンワックスはビーズワックス、カルナバワックス、オレンジオイルを配合した天然素材のワックスで、保護と艶出しの効果があります。使い方はワックスをウエスに取り、木目にそって塗布し、20分ほど乾かしてからウエスで拭き取ります。

輪染み汚れ補修

  • 難易度
  • ★★☆☆☆

ラッカー仕上げやニス仕上げの家具に出来た輪染みや汚れの補修。経年の使用によって出来た輪染みや汚れに、レストアフィニッシュを塗って補修します。レストアフィニッシュはラッカーやニスの塗膜に浸透し、元の色と艶に戻します。塗膜に浸透するため、輪染みの補修にも効果的です。今回はゴールデンオークを使用。オイルをスチールウールに取り、木目にそって塗布し、余分なオイルを拭き取ります。輪染みや汚れ部分はスチールウールで刷り込むようにオイルを塗布します。このときに木目にそわずに使うと、傷がつきますので、注意が必要です。より効果を長持ちさせるために、仕上げにフィーデンワックスを使用します。フィーデンワックスはビーズワックス、カルナバワックス、オレンジオイルを配合した天然素材のワックスで、保護と艶出しの効果があります。使い方はワックスをウエスに取り、木目にそって塗布し、20分ほど乾かしてからウエスで拭き取ります。※スチールウールはタンニン成分に反応して木材が変色してしまうので、タンニンを含む木材(オークなど)には使用しないでください。

フレーム組み直し

  • 難易度
  • ★★★★☆

椅子などのフレーム組み直し椅子などのフレームの緩みをハタガネ、クランプを使用して補修します。フレームに緩みがある部分をゴムハンマーで叩いて分解し、古い接着剤を取り除きます。接着剤を取り除いた接合部に新しい接着剤を塗布し、フレームを組みハタガネで圧着します。はみ出た接着剤を拭き取り、翌日以降にハタガネを外して完了です。

欠け補修

  • 難易度
  • ★★★★★

木部がかけている部分の補修。木部がかけている部分を電熱コテとハードハードワックスを使って補修します。欠け部分に似た色のハードワックスを電熱コテで溶かし、欠け部分に充填します。似た色がない場合は複数のハードワックスを電熱コテの上で溶かし調色します。少し多めに盛り、余分な部分をスクレーパーで取り除き完了です。少しツヤがある場合はスチールウールなどで艶を落とします。