[フリッツ・ハンセン Fritz Hansen][ヨー・ハーマボー Jo Hammerborg (1920-1982) / Denmark]Orient ペンダントライト

Fritz Hansen取扱い、LIGHTYEARS社による、Jo Hammerborg(ヨー・ハーマボー)デザインのOrient ペンダントライトです。

「オリエント」は、ヨー・ハーマボーによって1963年にデザインされた名作として知られるペンダントライトです。上質な材質と洗練されたモダンなデザイン、滑らかなフォルムを特徴とし、グレアフリーの光が空間にやわらかな雰囲気をもたらします。ヨー・ハーマボーの誕生からちょうど50周年となる2013年、LIGHTYEARS(ライトイヤーズ)によりオリジナルに忠実に復刻されました。

ヨー・ハーマボー Jo Hammerborg (商品一覧)
1920年、デンマーク、ラナース出まれ。デンマーク王立美術院卒業。ジョージ・ジェンセンで銀細工師として働き、1957年〜1980年の23年にわたり、デンマークを代表するランプメーカーFog＆Morup(フォグ＆モーラップ社)のチーフデザイナーとして活躍。23年の期間を通じ180を超える照明のデザインを提案し、ミッドセンチュリーのデンマークを代表する照明デザイナーとして国際的にも功績を残しています。

フリッツ・ハンセン Fritz Hansen (商品一覧)
北欧モダンデザインのアイコン的存在で、数々の名作を産んだデンマークのブランド。25歳の若き家具職人フリッツ・ハンセン は、1872年にコペンハーゲンで家具の部材メーカーを創業します。そして1885年にオリジナル家具の製造会社を設立し、2年後にはコペンハーゲンの中心地に製作所を立ち上げます。その確かな技術により、高品質のメーカーとして評価を高めていきました。1899年、フリッツ・ハンセンの息子であり後継者のクリスチャン・E・ハンセンが事業を引き継ぎます。この頃になると重要なプロジェクトへ関わるようになり、クリスチャンボー城、デンマーク国会議事堂、コペンハーゲン市庁舎など、大規模な建造物の家具を次々に手掛けました。1920年代に入ると新素材や新たな生産技術を積極的に導入していきます。工業メーカーへと大きく成長する中で、クリスチャン・E・ハンセンはスチームによるブナ材の曲げ木を使った実験を開始します。進化を続けた曲げ木の技法は1930年代に確立し、フリッツ・ハンセンはこの分野において世界に先駆ける存在となりました。この時期から、才能豊かな気鋭デザイナーや建築家とコラボレートした家具を製作します。アルネ・ヤコブセン、ポール・ケアーホルム、ハンス・J・ウェグナー、ヴィコ・マジストレッティといった、一流のデザイナーたちとフリッツ・ハンセンの革新的な技術と高いクラフトマンシップが融合し、数多くの歴史的な傑作・名作を残しました。特に、アルネ・ヤコブセンがデザインし1952年に発表した成型合板の椅子アリンコチェア、1958年発表のエッグチェアやスワンチェアは、デンマーク家具の歴史において最大の成功を収めた作品となり、北欧家具の価値を大きく高めました。フリッツ・ハンセンは今日の工業化された製造手法のパイオニアであり、その製造技術の緻密さにも定評があります。家具の歴史を語る上で欠かせない存在であり、今なお愛され続けるビッグブランドです。

ローズウッド Rose wood (商品一覧)
ローズウッドは丈夫で重く、磨くと美しい光沢がでる木材。高級家具材として使用されています。 指物、唐木細工、象嵌、突き板、ナイフの柄などに使用され、バラの花のような芳香があるためローズウッドの名が付いています。